
今回はこんな疑問に答えていきます。
こんにちは。ゆみかです。
看護師という職業は、女性にとって憧れの仕事の一つでもあり、世の中的にも求められている非常に魅力的な職業だと思います。
しかし、そんな中でも離職してしまう看護師さんが一定数いるのも事実ですね。
先日こういったツイートをしました。
看護師の離職率は10.9%と言われていて、今後は横ばいか下がっていく見込みです。
実際、一度看護師資格を取ってしまえば、一生職に困ることはないんじゃないか?と言われるほど、需要のある資格ですね。
とはいったものの、きちんとした大学や専門学校に出ないと、優良な病院に受かりにくいです。
— ゆみか/ズボラ看護師 (@nurseyumika) February 12, 2020
看護師の離職率は今後横ばいか下がっていく見込みですし、一度学校を出て資格を取ってしまえばたべれなくなることはまずないので、おすすめですよ。
現役で看護師をしている視点から、「どうして離職してしまうのか」や「看護学校の選び方」についても解説するので是非参考にしてみてくださいね。
Contents
看護師の離職率平均は10.9%
参照:日本看護協会(2017年データ)
看護師の離職率って、一般的に高いと思われていることが多いですね。
実際、10.9%と平均よりは高いです。
厚生労働省調査(2017年上半期)の全国平均した離職率が8.5%程度なので、2%以上高いことになりますね。
離職率の高さは、様々な要因からきているので解説していきます。
新人看護師の離職率が高い原因とは?
看護師に限ったことではありませんが、現在新卒3年以内に3人に1人は離職すると言われているくらい、転職ブームがやってきています。
中でも看護師が離職しやすい原因をピックアップして解説しますね。
労働環境の劣悪さ
看護師という仕事は、「夜勤当たり前」「サービス残業あり」といった労働状況が問題になりやすい仕事です。
人手不足や、仕事内容(患者さんに24時間寄り添う必要がある)の関係で、どうしても労働時間を確保しなくてはいけない職業なんですね。
その結果、耐えられず離職してしまう看護師が多いんです。
しかし近年では働き方改革の影響で、従来より働きやすい環境を整備している病院が増えてきました。
これについては、高収入で優良な病院を中心に広がってきており、残念ながら地方の病院や常に求人を出しているような病院はブラックの可能性が高いです。
これを避けるためには、きちんとした大学や専門学校を卒業する必要がありますよ。
次の職が決まっているようなものだから
実際看護師求人は常に人手が足りていないので、離職しても次の職が決まっているようなものです。
もし、そこそこの専門学校や大学に通って、資格をきちんと取得すれば、どんな病院でも渡り歩けるような目で見られるでしょう。
転職ブームの今、看護師さんがスキルアップをするにはやりやすい環境とも言えますね。
看護師の需要や離職率ってどうなる?
今後看護師の需要はどうなっていくのかについてですが、結論から言うとさらに上がっていくでしょう。
やはり、日本全体で見たときの人手不足が顕著ですからね。
看護師の離職率は下がる見込み
参照:日本看護協会
グラフを見ていただくとわかる通り、離職率は横ばいか下がっていくかのどっちかと思われます。
徐々に、国の法改正によって労働環境改善の波が強くなってきています。
看護師の仕事自体は高収入で、患者さんの命に関わるやりがいのある仕事なので、結構人気ですからね。
一つの病院に長く勤めてキャリアを築いていくといった道を選ぶ看護師さんも増えてくるでしょう。
人手不足が顕著になっている
これから少子高齢化も進み、さらに介護や看護人材の需要が高まってくと言われています。
そんな中、今のうちから高齢者を支えるための資格を取得しておくのは賢い選択肢であると言えますよ。
私自身の病院でも、人手不足が現れており、一人当たりの労働負担が高くなっています。
給料に関しては下がる見込みはないですし、これからどんどん需要が上がっていくのはほぼ確実なので、新たな看護人材は参入しやすいと思われます。
離職しても再就職が殆ど保証されている
看護師は再就職が常に保障された状態というのも、離職率を挙げている要因ですね。

といった判断が取りやすく、離職する人が多いんです。
看護師の離職率を心配する前に「看護師になれるか」を心配した方が良い
実際、一度看護師になってしまえば職は安泰ですが、なるまでは結構大変です。
国家資格を取らなければならないので、勉強時間やお金がかかってくるんですね。

と思っていたら、そんなことはなく、意外と油断していると落ちますよ。
私の友人にも、普通に落ちている人が何人かいました。
できる限り早く現場に出た方が良いので専門学校がおすすめですが、一発合格は確実に押さえたいところです。
看護学校選びは最も重要
看護師になる上で、看護学校選びはかなり重要です。
学校次第で、その後の就職先、世間的評価が決まってくるからですね。
「学歴は関係ない」なんて言葉を信じていたら、将来的に後悔することになりますよ。
確かに徐々に薄くなっているものの、多くの病院が判断基準としているものが学歴です。
低学歴か高学歴なら、明らかに高学歴人材を採用しますからね。しっかり現実を見ましょう。
独学だと殆ど受からない
実際、独学で看護受験をしている人は大半が不合格で浪人し、結局予備校などに通う、、と行った状況がザラです。
受験勉強は子供にとって、今後の人生で目標に向かって取り組むことができるかどうかを決める大きな試練です。
保護者の方は、できる限り最善の環境を用意してあげるようにしましょう。
早い段階で個別指導塾に通うべき
これだけは押さえておいて欲しいのですが、なるべく早く個別塾に通っておきましょう。
受験勉強は日々の積み重ねが結果につながるので、早いうちに勉強する習慣を身につける必要があります。
そして、習慣を身につけるには環境を用意しなければなりません。
個別指導だとKDG看護予備校あたりが有名ですが、別に他でも大丈夫ですよ。
一応私が見た中で一番コスパ良いなと感じたので載せておきます。
まとめ:看護師の離職率は平均より高い!将来的にも安泰な仕事
看護師の離職率は高いですが、将来的に安泰なので今から目指すのはおすすめですよ。
実際離職しても職を失うことはまずありませんし、転職市場も拡大しています。
しかし看護師になること自体は結構大変なので、早いうちに予備校に行っておいてくださいね。
くれぐれも直前になって受験勉強を始める、、なんてことにならないように。
それでは、頑張ってくださいね。