

こんにちは。ゆみかです。
私が初め勤めていた病院でも、人手不足が顕著に現れていて、常に人が足りなくて困っているといった状況でしたね。
実際人手不足だと一人当たりにかかる負担が重くなって大変なんですよね。
先日こういったツイートをしました。
2025年までに看護師の人手不足はかなり拡大しそうですね。
厚生労働省のデータだと2025年までに6~25万人も不足するとの事。
団塊の世代もどんどん後期高齢者になっていくし、社会保障費もやばくなりそう。
私的には、さっさと安定した人材を確保できる病院に転職するべきかな。
— ゆみか/ズボラ看護師 (@nurseyumika) February 17, 2020
この先5年ほどで更に看護師需要は大きくなり、6〜25万人も不足するとのことですね。
今回はみなさんが不安に感じるであろう老後の問題や、私たち看護師がどうやって乗り越えていけばいいかまで開設していきますね。
Contents
看護師の人材不足の実態
まず前提として、日本は2025年までに3人に1人は65歳以上という、超高齢社会を迎えることになると言われています。
そんな中で医療や介護に従事している人材の需要が高まるのは明らかなので、国を挙げて人材供給をしていかないといけないのは明らかですね。
引用:コメディカル不足に関して
ですが、こちらの画像を見ていただくとわかるように、諸外国に比べて日本の看護師数は圧倒的に不足しています。
ここでは看護師の今後を客観的事実を元に解説していきます。
訪問看護が拡大する
病院で看護するという従来のあり方から、在宅で看護するあり方に徐々に変化していく見込みです。
ですが訪問看護についての教育がまだまだ浸透していないというのもあり、今後は病院に所属しながらの訪問介護の拡大が増えていくと予想できますね。
2025年問題で看護師の需要が更に高まる
人材不足に対して看護師の労働環境に関する世間的なイメージは今も昔も悪く、「看護師を目指したい!」と自ら考える方は少ないです。
引用:日本医療労働組合連合
移民の受け入れが拡大して更に外国人介護士、看護師を増やしていく見込みもありますが、ご存知の通り看護師の国家資格を取得するにはかなりの語学力が必要ですし、外国人の合格率は10%にも満たないと言われているんですよね。
また看護師という仕事柄、「外国人には任せたくない」といった批判が根強くあり、日本人看護師の需要だけがどんどん高くなっていくと言われています。
2025年には都心の人材不足が著しくなる
地域の単位で見ると、都心の看護師を中心に人手不足が激しく起こっています。
都心の人口増加に相まって、看護師需要も拡大していくといった見込みですね。
引用:東京新聞
東京都で77%の充足率ということで、まだまだ人手が足りていないことがよくわかります。
看護師不足の2025年に備えて今から出来る事
では、このような人手不足に備えて私たちが今から出来ることは何でしょうか?
特に現役の看護師さんはこういった事態を他人事と捉えるのではなく、きちんと対策を取らないと後々後悔しますよ。
自身の看護師としての市場価値を高める
人手不足とはいったものの、優良な病院は依然として人気なので、逆に人材の競争が激しくなっていくことが見込まれます。
そんな中で看護師としての市場価値を高めていかないと、転職するときに求められる人材に入ることが難しくなってしまいますよ。
認定看護師として認められる道を目指す方多いと思いますが、複数の資格を取得していくのも同時に行った方が良いでしょう。
特に臨床心理士や、笑い療法士といった資格は最近注目が集まっていますね。
一つの病院に依存しない
一つの病院に所属することで安定を求めるのは、大変危険な時代になっていきました。
実際、「どの病院でも渡り歩ける」といった力が今後は求められてくるので、一つの病院に長く依存するといった心構えは捨てた方が良いでしょう。
また、他職種にも目を向けていった方がいいので、参考までに載せておきますね。
安定した人材確保のできる病院に居着く
今後は病院も2極化されていきます。
- 常に人手不足な病院
- 人材基盤が整っている優良病院
人手不足が著しいのは上の「常に人手部族な病院」のことで、そういった環境は労働環境や給与の水準が低いことが多いです。
要するに、病院間での格差が広がっているイメージですね。
出来る限り人材基盤の整っている病院に早めに転職してください。時代の波に乗り遅れると後々後悔することになりますしね。
看護師不足の病院から抜け出すには
ここまで看護師の人手不足に関する実態を解説していきましたが、ここからは優良な病院に転職してブラック病院から手を引くための手順を解説していきます。
人手不足が著しい病院に勤めている方は是非見て行ってください。
今より給与水準の高い病院に転職するべき
給与水準は病院によって大なり小なり変わってくるものなので、できる限り給与水準の高い病院へ転職しましょう。
看護師という仕事の性質上、一つの病院で長く勤めることによる昇給を狙うのはあまり効率的ではありません。
労働環境も含めて、自分の理想にあった環境に身をおいていくようにしてください。
転職先の事情をしっかり把握する
転職先のことを調べずに自分の判断で決めてしまう人がたまにいますが、転職先の事情は内部までしっかり調べてから転職するようにしまましょう。
事情がわからないまま行動してしまうと、思わぬブラック労働や給与水準の低さに納得いかなくなってしまい、折角入職してもまた早期退職することになりますよ。
転職先の事情は一般的には専門家に聞くものですが、もし知人などに看護師業界に詳しい人がいたら、その人に聞いてみるのも良いかもしれません。
一つは転職サイトに登録しておく
平均年収を今より上げたいという思いをお持ちだったら、1つは転職サイトに登録するようにしましょう。
転職サイトは転職を進めるだけのサイトではありません。キャリアや年収についてのアドバイスが実質無料で受けることができるんです。
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↑多分その辺参考になるのでよかったら。
なので、最低でも1つは登録しておくと、何か困った時に相談できるのでおすすめですよ。
まとめ:看護師の人手不足が激しい病院からは距離を置いた方が良い
- 2025年までに看護師は20万人以上足りなくなる見込み
- 看護師が生き残るには、複数の資格を持ちつつ色んな病院で経験を積むことが必要
人手不足が激しい病院にいても、ブラック労働やサービス残業に悩まされるだけなので、出来る限り手を引きましょう。
それよりも自分自身の市場価値を高めるような病院に転職することで、キャリアを積んでいくのが良いですね。
【最新:2020年3月末までに登録しておいた方が良いサイト】
全体的に好条件な非公開求人が多いとのことですが、3~4月で転職を考える看護師が多いというのもあって、ホワイト病院の倍率が高くなってますね。
なので出来るだけ早めに動かないと、好条件が他の人に持ってかれてしまうかもです。何も動かなければいつまでも変わりませんしね。
一応3月現在優良の求人サイトがこちらなので参考までにどうぞ。
一応まだ優良求人ありそうですが、3月までに登録しておくことをおすすめします。